天体のパレード 21日「ブルームーン」 22日「火星の衝」


ひと月に満月が2回含まれることをBlue Moonと言います。 Blue Moonとは本来青く見える月をさす言葉で、火山の噴火や隕石の落下時に発生するガスや塵などの化学物質の影響により 本当に月が青く見える様子をそう呼んでいました。

「ブルームーン」
ブルームーンの言葉の由来は定かでないが、主に2つの定義がある。
通常、1つの季節(3か月間)に満月は3度しか訪れないが、3年に1回は満月が4度めぐってくる季節がある。非常に珍しい現象であるため、その4回のうち3回目の満月がブルームーンと呼ばれている。5月21日に見られる満月は、このブルームーン。
 一般的には、ブルームーンとは、ひと月に満月が2回めぐることを指している(ただし、その2回目とは限定されない)。次回このブルームーンが見られるのは、2018年1月31日とされており、前回は2015年7月31日だった。
月が青いか
 「ブルームーン」とは非常にロマンチックな名前だが、今回のブルームーンのように、必ずしも青い月だけを指すわけではない。
米ニュージャージー州のロンゴ・プラネタリウムの天文学者、クリス・フェンイック氏によると、月が低空に位置していれば地平線に近いためにオレンジ色に輝いて見え、月が上空に位置していれば、白色に見えるという。
 だが月が本当に青く見えることもある。1883年に起きたインドネシアのクラタカウ火山の爆発後、大気中に大量の塵が混ざったことにより、約2年もの間、月が青色に変わったと言われている。森林火災が起きた地域でも同様の現象がみられる。フェンイック氏によると、冬の夜空で月が青く輝くことがあるが、これは空気中の氷の結晶によって起こる現象だという。
 ちなみにブルームーンという言葉が最初に使われたのは、米アマチュア天文学分野の月刊誌、スカイ&テレスコープの1946年3月号。
「火星の衝」
 22日は「火星が衝」を迎える日、つまり太陽と火星が地球を挟んで一直線上に並ぶ日となる。
 CNNが先日報じたところによると、5月18日から、早朝であれば空に輝く火星が肉眼でもはっきりと見えている。
5月30日は11年ぶりに火星が地球に最接近するため、この日が最もはっきりと火星を見ることができる。だが、実際には6月4日ごろまでは地球と火星の距離はほとんど変わらないため、この日を逃すと見られなくなるという訳ではない。今回の再接近で地球と火星との距離は7530万キロに縮まる。夜間と早朝には大きくはっきりと、かすかに赤い火星を観測することができる。
 地球と火星が最接近する日は780日おきに訪れるが、接近の程度はその時によって異なる。それは地球の公転がほぼ円に近い軌道を取っているのに比べ、火星はかなりの楕円形を描くように公転しているため。そのため、小接近・中接近・大接近という言葉があり、今回の接近は中接近となる。
 NASAによると、前回火星が地球に最接近したのは2003年8月だった。その距離は5575.8キロで、6万年に一度という大接近を記録した。次回の火星大接近は2018年7月31日で、接近距離は5763.8万キロだという。
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