アメリカ飛行機内で微分方程式、准教授をテロリスト扱いし事情聴取


ペンシルベニア州のフィラデルフィア国際空港で5月5日、離陸前の機中でメモ帳に微分方程式を書いていた男性が、テロリストと間違われ事情聴取を受けていたことが分かりました。

発表によると5月5日、イタリア出身で米ペンシルベニア大学の経済学者・グイド・メンジオ准教授が飛行機内で微分方程式を解いていたところ、隣の席に乗り合わせた女性が、その数式をみてテロリストであると勘違いしたということです。

この女性は「気分が悪い」と客室乗務員を呼んで飛行機を降り、「隣席に奇妙な落書きをする不審な男性がいた」と申したてました。

その報告を受けた客室乗務員は捜査員を呼び、メンジオ准教授は機内から降ろされ、捜査当局による事情聴取を受けたということです。メンジオ准教授が数式を見せて説明した後、一連の出来事が「女性客の勘違い」と理解され、飛行機は予定より約2時間遅れで出発しました。

メンジオ准教授はFacebookに「珍しい経験で、笑えると同時に、少し気がかりだ」と投稿しました。

さらにメンジオ准教授は、「出発を遅らせる前に客室乗務員たちはさらに事実関係を確認するべきだった」と話しました。

アメリカン航空は取材に対し、「客室乗務員たちは体調不良を訴える女性客にマニュアル通り対応し、女性客の報告通り内容を調査し、事実ではないと確認したのだ」と説明しました。

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