新潟、糸魚川大火災 140棟焼いて鎮圧 強風下で10時間以上


12月22日午前10時半ごろ、糸魚川市大町1の中華料理店から出火したと通報があり、周辺の店舗や住宅などに燃え広がった。火は強風にあおられ、市消防本部などによると、約140棟に延焼した。

出火から10時間以上たった午後9時ごろ、火災はほぼ消し止められ鎮圧状態となった。糸魚川市は現場周辺の大町1、2と本町の363世帯744人に避難勧告を出し、市内3カ所の避難所に46人が避難した。

 県と糸魚川市は、それぞれ災害対策本部を設置。県は災害救助法の適用を決めたほか、自衛隊に災害派遣を要請した。糸魚川市消防本部によると約7万5千平方メートルに被害が出た。


現場は糸魚川駅近くで、商店や飲食店、事業所、住宅が密集している。火元とみられる中華料理店は駅から200メートルほどに位置し、あおられた炎は市街地の広範囲に飛び火した。

市消防本部は当初、6台の消防車を出動させたが、火の勢いが収まらないことから、県内17の消防本部と富山県などに応援を要請した。

 消火用の水が足りなくなったため、糸魚川地区生コンクリート協同組合のミキサー車を要請し、水を現場に運び込んだ。火は駅から300メートル離れた日本海の近くまで広がった。

 この火災で40代の女性が煙を吸って病院に運ばれたほか、別の40代女性が逃げる際に転倒して負傷。いずれも軽傷。消火活動に当たった20代と40代の消防団員の男性計3人が軽傷を負った。

 糸魚川市は正午すぎに大町2、本町の計273世帯586人に避難勧告を出し、午後5時には新たに大町1の90世帯158人にも避難勧告を出した。

 陸上自衛隊高田駐屯地も出動し、被災者の支援に当たっている。

 東北電力新潟支店によると、安全確保のため午後6時半現在、450戸の送電を停止。また富山方面と上越市方面を結ぶ国道8号が通行止めになった。


 新潟地方気象台によると、糸魚川市には22日、強風注意報が出ており、朝から南寄りの強い風が吹いていた。正午すぎには最大瞬間風速24・2メートルを観測した。

 米田徹市長は「仮設住宅の建設など補正予算で対応したい」と話した。

新潟日報

2016年12月22日(木)







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