ドイツ、女子医学生殺害容疑で、難民の17歳の少年ら逮捕 

追悼、亡くなった女性へ捧げる花やロウソク。

ドイツの警察と検察当局は3日、19歳の女子医学生を強姦し殺害した容疑で、難民申請中のアフガニスタン人少年(17)を逮捕したと発表した。

 ドイツ南西部フライブルク当局は記者会見で、このアフガニスタン人少年のDNAが犯行現場で発見され、防犯カメラの映像でも人物が特定されたため、この少年は2日に逮捕されたと発表した。

 容疑者の少年は事件について捜査当局に対し何も話していないという。少年は2015年に保護者を伴わずにドイツに入国し、ホストファミリーと共に暮らしていた。

ドライザム川で捜査中のドイツの警察

被害者の女性は同市内を流れるドライザム川のほとりで今年10月16日に遺体となって発見された。 検視によると死因は水死だったという。

殺害された医学生のMaria L (19)さん

被害者の女性は15日夜、学生のイベントに参加後に自転車で家路についたが、その数時間後に遺体で発見された。当局は被害者と容疑者間の個人的なつながりは発見されていないと述べた。

この事件はドイツで大きなニュースになった。

その後11月10日にもフライブルクに近いエンディンゲンの森でジョギングをしていた27歳の女性が性的暴行を受けて殺害される事件が発生した。

エンディンゲンの事件は未解決で、捜査当局は現在のところフライブルクの事件との間の関連を立証していない。

 アフガニスタン人少年の逮捕はソーシャルメディアの炎上を招き、同国のアンゲラ・メルケル首相に対し「感謝する」と皮肉を言う人もみられた。

62歳のメルケル首相は来年4期目を目指しているが、難民・移民に門戸を開いた以前の政策で批判を浴び、現在は移民・難民の同国への流入に歯止めをかけようとしている。

 ドイツで行われた難民申請は2015年には89万件に達したが、トルコから欧州連合(EU)域内への移民流入の抑制を目指してEUとトルコが合意した後の今年1~9月の期間では21万3000件に減少していた。

 移民による凶悪犯罪が発生したことで、ドイツへの難民大量流入に対する国民の怒りの声が高まっている。

(c)AFP







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