米イスラエル、非難の応酬 国連決議巡り関係冷却


オバマ米政権が国連安全保障理事会でイスラエルのユダヤ人入植活動を非難する決議の採択を容認したことを巡り、ケリー米国務長官とイスラエルのネタニヤフ首相は28日、それぞれ演説し、互いを激しく非難した。

オバマ政権下で悪化した両国関係は一段と冷え込んだ。  

ワシントンで演説したケリー氏は、パレスチナ国家を樹立しイスラエルとの共生を目指す「2国家共存」の実現が中東和平の「唯一の道」と強調。占領地での入植活動を続けるネタニヤフ政権を「史上最も右翼的」と批判した。

同政権がパレスチナ国家の樹立を事実上拒否しているため「2国家共存が深刻な危機にさらされている」と述べ、イスラエル非難決議の採択を容認したのは2国家共存を実現するための行動だと強調した。

ネタニヤフ首相はエルサレムで演説し、ケリー氏が「中東の唯一の民主国家(であるイスラエル)を攻撃した。非常に失望した」と反発。問題の本質は「パレスチナがユダヤ人国家に反対していることだ」と述べた。(共同)


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