中田英寿氏、電撃FIFA入り!26年W杯出場チーム拡大アシスト



元サッカー日本代表MF中田英寿氏(39)が、国際サッカー連盟(FIFA)の諮問機関で競技規則などを決める「国際サッカー評議会(IFAB)」の諮問委員にアジア代表として任命され、既に活動していることが6日、分かった。FIFAからオファーを受けて快諾したもの。また、10日のFIFA理事会で討議される2026年大会(場所は未定)のW杯出場国枠拡大について、中田氏が賛成の立場であることも判明。世界が熱狂するW杯に影響力を及ぼしそうだ。

 日本、そしてアジアの代表として、世界のサッカーを“改革”する。中田氏が、FIFAの諮問機関「IFAB」の諮問委員に任命されていたことが明らかになった。

 「日本の選手では初めてだと思います。FIFAの新会長が、選手経験者の意見を積極的に取り入れていこうという立場であることから、オファーが届いたようです」



 日本協会関係者が説明した。前FIFA会長のゼップ・ブラッター氏(80)が汚職問題で活動停止になったことを受け、昨年2月にジャンニ・インファンティノ氏(46)が新会長に就任。組織の浄化を進める中で、世界的に活躍した中田氏にアジアの顔として白羽の矢が立った。

 IFABとはW杯、各国リーグなどのルール、競技規則を決める組織。諮問委員には元フランス代表MFクリスティアン・カランブー氏(46)、元審判員のピエルルイジ・コリーナ氏(56)ら各大陸連盟の代表が名を連ねる。FIFA技術部門トップの元オランダ代表FWマルコ・ファンバステン氏(52)も加わり、定期的に会議を開催。昨年12月のクラブW杯で話題になったビデオ判定も同組織での討議で決まった。

 そんな要職に就く中田氏が、FIFAが提案し、IFABを含むサッカー界の検討課題となっている2026年大会のW杯出場国枠拡大(32→40または48)について、賛同の意思を表していることも判明した。

 「自分自身も1998年フランスW杯の時に24から32へ国が増えたことで、アジアの第3代表として初めて出場でき、その後のイタリア移籍に繋がった。さまざまな国や多くの選手に可能性が広がることは、世界のサッカーの発展のためにはいいことだと思う」と、近く発表されるスポーツ専門ネットメディア「VICTORY」のインタビューで明かした。

 さらに「大会のクオリティーの面でも選手の立場で考えても、最大試合数が変わらず、ノックアウト方式の試合が増える形なので問題ないと感じている」と強調した。出場枠拡大問題が討議される10日のFIFA理事会を前に、選手を代表した前向きな発言は大きな影響を与えそうだ。

 2006年の現役引退後はサッカーを離れた活動が多かった中田氏だが、指導者やクラブ経営者とは違った立場でサッカーの発展に寄与したいとの思いは強いという。知名度、発言力はアジア随一。スイス出身の新会長とはイタリア語で直接やり取りできる関係で、FIFA内部でも今後、存在感を増していく可能性は十分にある。

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