仏・邦人留学生不明、仏側からチリ側への身柄拘束要請など依然なし


TBS NEWS -フランスで日本人留学生が行方不明になり、チリ人の男が国際手配された事件は、フランス側からチリ側への身柄拘束の要請などはまだなく、捜査は長期化の様相を見せています。

この事件は、フランス東部で留学中の黒崎愛海さんが先月4日から行方不明になっているもので、元交際相手のニコラス・セペダ容疑者が殺人などの疑いで国際手配されています。

 セペダ容疑者は既にチリに帰国し、国内に潜伏していると見られていて、フランス当局はチリ当局に容疑者の身柄拘束を要請するための国内手続きを進めていますが、チリ検察や外務省などによると、これまでのところ正式な要請は来ていないということです。

 一方で、身柄引き渡しの手続きなどに詳しい国際法の専門家は、JNNの取材に対し、こう話します。

 「フランス側が、彼(容疑者)が女性の殺害に関与したとする重要な数多くの証拠を示すことが出来れば、彼はフランスに引き渡されることになるでしょう。

しかし、フランス側が、彼が関与したとする証拠を集めることが出来なければ、最高裁によって引き渡し要請が退けられることになります」(国際法に詳しいチリ大学 エドゥアルド・ピカンド教授)。

身柄拘束の後は、フランスへの身柄引き渡しを認めるかどうかの審理が最高裁判所で行われますが、最高裁の判断が出るまでには少なくとも数か月はかかる見通しです。

http://news.tbs.co.jp

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